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用語解説

融合症例第一号

観測対象としての、立花 響を表す名称。

約二年前、ライブ会場での事件にて、
響の心臓付近に食い込んだまま、
摘出不可能となったガングニールの破片は、
その後、エネルギー還元とシンフォギア化を繰り返すことによって、
そのまま体内に固着・融合した状態となってしまっている。

まるでガン細胞のように広く侵食したガングニールの破片は、
響の肉体を変質させ、爆発的なエネルギー出力や特異な回復力等、
常人を大きく逸脱したパワーの源として機能している。

ガングニールより発せられる膨大なエネルギーは、
響の代謝機能をも爆発的に加速させ、
失った左腕を再生させるという離れ業まで見せるのだが、
結果、さらなる融合深度の促進を招くことになった。