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用語解説
フィーネ
世界中の人類の遺伝子構造に潜み、
アウフヴァッヘン波形に呼び覚まされるたびに蘇る先史文明期の巫女。
その名は「終わり」を意味している。
フィーネの末裔は、世界中に存在するが、
同一時間上に存在するフィーネは、その魂の数と等しくひとりである。
約三ヶ月前、月の破壊を目論み、
シンフォギア装者たちと激突したフィーネの身体は、
立花 響とデュランダルから繰り出されたSynchrogazerの一撃を受け、
融合したネフシュタンの鎧と共に機能不全となり、崩壊する。
だがこれは、「フィーネの死」を意味するものではない。
世界中にはフィーネの末裔が存在し、
彼ら彼女らが、聖遺物が起動する際に放つアウフヴァッヘン波形に接触すれば、
その機会の数だけ、新たなフィーネが誕生し続けることとなる。
それが如何ほどの確率で生じる「偶然」であるのか定かではないが、
なおもフィーネは、永遠の刹那に存在し続けているのである。