#11 見えない明日に踏み出せるのは、ここで出逢った意味があるから。 さよならという言葉はきっと、終わり告げるためじゃない。 別れの痛みより、めぐり逢えた奇蹟だけを抱きしめて、その先へ。 陽だまりと温もりと厳しさも繋がりも、ぜんぶくれた場所を守る為、 大好きな制服に二度と袖は通さない、通せない――ダカラ行ク。